生活の密度を高めよう~日々の生活に不満を持っている人ができていないこと~

ライフハック

僕は、率直に言うとダメ人間である。一度決意したことはすぐ忘れる。ブログを書こうと思っても全く続かなかった(3、4カ月前に数記事書いて、そのまま放置していた)。プログラミングをやろうと思っても、少しProgateを触って、その後は実際に何か作ったりはしていない。

なら何をして日々を過ごしているのかというと、YouTubeを自動再生の勧めるままに動画を見たり、twitterをぼんやり眺めている。何かを得るためではなく、何もしていないという不安感を解消するために、そういった暇つぶしで人生を塗りつぶしている。

ダメ人間であるなりに、自分自身の観察を通して、なんで自分はうまくいってないか、うまくいっている人とは何が違うかということが最近はっきりしてきた。その中でも一番大きい要因であると思っているのが、「1日の生活の密度が低い」ということである。

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生活の密度とは

例えば、一日の生活の密度は、以下のような式であらわせるかと思う。

一日の生活の密度 = 一日の活動 / 24時間

この活動というのも、量と質(その行動が生産的か)があるかと思う(例え10時間やっていても、YouTubeを見たり、オナニーをしたりしていたら意味がないだろう)

一日の生活の密度 = 一日の活動量 * 活動の質 / 24時間

要するに、一日に生産的なことができているか?ということである。できていない人は、活動の質が低いもの(YouTubeやTwitter、ネットサーフィンなど)で一日をつぶしている。

日々の生活に不満がある人は、自分の一日を正確にとらえられていない

「そんなの当たり前じゃん」と思う人が多いかもしれない。なぜわざわざ言及するかというと、自分が全く行動できていないことを正面から受け入れることが難しく、この当たり前の事実を認識できないからである。

仕事に疲れて家に帰ってきて、だらだらご飯を食べて、だらだら時間をつぶして、それで一日が終わっているというときに、じゃあ一日に何ができているか?を冷静に振り返るのは、自分に対する罪悪感から、「とにかくできていない」としかとらえられない。一日が不要なことで埋め尽くされているということを、例えば19時にはYouTube、20時からはネットサーフィンに使ってるな…というように、正確にとらえることができたなら、それを何に置き換えるか対策を考えられる。大事なのは、今は非生産的な毎日でもいいから、一日を何に使っているかまず正確に把握することなのである。

まずやるべきこと:
一日を何に使っているか(できれば15分単位くらいで)把握すること

生活の密度を上げるためのアクション

ここからは、生活の密度を上げるための具体的なアクションについて記載していく。これはまだ自分ができていないと思うこともあるし、これから習慣化していきたいことである。ただ、確実に生活を改善していくはずだ。ここ一週間ほどは以下のことを実行していくことでうまく生活が回っているので、忘れないうちに整理しておきたい。

アクション1:理想の一日の過ごし方を、15分単位でまとめる

まずは、「自分はどんな一日をすごしたいか」を、テンプレートにすることである。これは、毎日決まった行動をすることで意志力をセーブするためと、後から振り返るときにできていたかが容易に振り返られるようにするためである。人間は、判断のたびに意志力を使ってしまう。判断、というのは、例えばテレビを今見ているのをやめるというのも判断の一つで、選択のたびに意志力を使ってしまう。意志力を使い切ると、睡眠するまで復活しないので、19時になったから〇〇しなきゃ、と行動を自動化し、選択の余地を与えないようにするのである。

テンプレートは、僕の場合は平日用、土曜用、日曜用を作っているが、状況に応じて作ってほしい。

アクション2:テンプレートに沿って実行できているか記録する

テンプレートを作ったら、それを使って生活してみてほしい。ひとまずはできたかどうか記録するだけでいい。僕の場合は、一日に行うべきことをStreaksというアプリに登録し、実行できたかどうか記録を管理している。

アクション3:できていない状態が続いた場合、テンプレートを見直す

テンプレートを作るときというのはやる気にあふれているので、無理な目標を立てがちである。できたかどうかを記録できていれば、3日連続でできていない!であったり、急な予定が入ると全然活動できていない、というようなことがわかるので、それを見てテンプレートを見直してほしい。時間に余裕を持たせたり、回数を減らしたり、「これだけしかできないのはダメじゃないか」と思うかもしれないが、何もしていなかったころに比べたら十分改善できているのである。

生活の密度を徐々に上げていこう

密度を上げていくことで、一日の活動量が増え、できることもどんどん増えていくだろう。大切なのは、とにかくやめないことだと思う。僕自身、これから上のアクションを行っていき、生活の密度を上げていきたい。

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